2017年度沢山東京の学会に参加しました。そこで学んだことを報告いたします。
(1)近視について
昔に比べて、近視の子供さんが増えたのは、外で遊ぶことが減ったためである。太陽光(バイオレットライト)の中に近視抑制効果がある。2時間外で遊ぶだけで、近視は、抑制される。
メガネをかけるだけでも、バイオレットライトは、入らなくなって来る。
寝る前のスマホを見ることは、ブルーライトによって、起きている状態に戻されるので、バイオリズムの傷害になる。
このことから、オルソケラトロジー治療は、近視予防の良い治療になりえると思われた。
(2)遠近両用使い捨てコンタクトレンズについて
日本では、全体の約5%前後だが、欧米では、もっと多い。特にヨーロッパで多く、それは、国の幸福度に相関しやすい。
(3)緑内障について
最初の眼圧(治療前)の25%下げると、視野の進行は抑制されることが多い。
正常眼圧緑内障の方が、開放隅角緑内障の方より、目薬での、眼圧降下が、しにくい。
(平成29年10月27日加筆)
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