ホーム簡単によくわかるオルソケラトロジー治療についてQ&A
Q1.オルソケラトロジーの特長は?
  • 手術をしないで視力が回復し、昼間は裸眼のままで生活ができます。
  • 近視矯正手術(レーシックなど)を受けられない19歳以下の方でも可能です。
  • 近視を根本的に治すわけではないが、子供には近視の進行を抑えるにも効果があるといわれています。
  • 臨床データの蓄積がないため5年後、10年後の安全性については不明です。しかし、当院では、3年以上(前医院から)の期間で大きなトラブルはありません。決まったことを、きちっと守って頂ければ、今のところほぼ安全だと言えます。
Q2.どんな方に適応しますか?
  • スポーツ選手やキャビンアテンダントといった定められた視力が必要な方。
  • 軽度〜中程度(-4.0D)の近視や軽度の乱視の方。レンズの度数を換えれば、もっと強度の近視の方でも適応します。-6.0Dくらいまでの近視のかたなら、ほぼ大丈夫です。それ以上の近視の方は、個人差があります。
  • 小学生から60歳くらいまでの幅広い年齢の方に適応(ご両親がコントクトレンズを扱ったことがなければ、10歳以上が望ましいです)。
Q3.効果がでないこともあるのですか?
  • 20歳未満の方たちは早く効果があらわれますが、40歳以上なると、効果のあらわれかたが多少鈍くなる傾向があります。
  • 強度近視や強度乱視(-2.00D以上)や遠視の方。
  • 眼疾患のある方や、医師から不適とされた方は適応外となります(重症の涙液減少症の方や、重症の巨大乳頭結膜炎の方など)
Q4.効果はどのくらいであらわれますか。また、効果はどれくらい持続しますか?
  • 早い方であれば翌日からですが、一般的には1週間くらいで大きく違いがわかります。
  • 個人差はありますが、装着する期間が長ければ持続力が次第に延長し、2日に1回の装着で、常時良好な視力を維持することが可能ですが、近視の強さによって、装着の頻度は異なります。
  • 途中で装用を中止した場合には、その後1ヶ月程度で元に戻ります。但し装用された期間により、若干異なります。長期間装用された方は、戻るのに時間がかかります。
Q5.障害についてはどうでしょうか?
  • 通常のコンタクトレンズと同様の障害が発生する可能性がありますので、当院の指示に必ず従ってください。特に、決められた定期検査は必ず受けるようにしてください。
Q6.金額はいくらかかりますか?
  • オルソケラトロジー治療は、厚生労働省の認可はおりています。
  • しかし、基本保険診療の適応となりません。
  • 初回検査以外は、自由診療(患者さま全額負担)になります。
  • 当院では、お渡しするレンズが正式に決定して、経過が安定する(開始後最初の6ヶ月くらい)期間は、16万5000円(特殊例を除く)で行ってます。このなかには、お渡しするレンズ代金も含まれます。それ以降、2〜3ヶ月毎の定期検査は、受診毎に3000円で行っています。

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